『教えて!ハリソン先生のプライベートレッスン』の後半戦は、意外と大事⁉︎最高のコンディションを発揮させるためのウォーミングアップとクーリングダウンに関するお話です。
ウォーミングアップってなぁに?
いいんちょのけりぃさんがキャプテンを務めるテニスグループ’Vanteki’の中には、第一試合はいつも最初の3ゲームを相手に取られてから、やっとエンジンがかかってくる、という超スロースターターちゃんがいます(笑)
”Karenちゃん”っていうのですけどねw
そんなKarenちゃんに、試合前の「ウォーミングアップ」の意味を聞いてみたことがあります。なぜかというと…もうおわかりですよね?
そうです。なんのために試合前の「ウォーミングアップ」があるのかを理解できていなかったからですw
では、ウォーミングアップは、何を温めるのか?
「身体を温める」=「体温を上げる」
ということなわけですが、体温を上げてあげることで、関節や筋肉を温めて、それらの動きをよくしたり、急な動作や無理な動きによって身体を痛めないように予防したり、本来の持っている力を最大限に発揮するための準備をすることを指します。
では、どうやって温めるのか?
ショートラリーから順にロングラリーやボレーなどの練習を行ういつものウォーミングアップの他に、ランニングをする人や準備体操をする人、簡単な足のステップをする人など、人によって様々ですが、温かいシャワーを浴びることなんかも、ウォーミングアップに含まれるそうです。 一般的には、スポーツの内容にもよりますが、
ランニング → 準備体操(静的ストレッチ)→ ステップ(動的ストレッチ)
の流れがオススメなのだとか。
それ以外にも、マインドコントロールは、ウォーミングアップの過程においてとても重要なのでそうです。スポーツ選手達が、音楽を聞きながらリラックスしたり、良いイメージを描きながら集中力を高めている姿からも、想像できると思います。
ちゃんとしてますか?クーリングダウン…
ウォーミングアップはしっかりできている人も多いと思いますが、運動後の身体の回復を目的としたクーリングダウンはみなさん、きちんとできていますか〜?
一日中疲れるまでいっぱい運動して、帰ったら”ソファーにゴロン”とか、ご飯だけ食べて”ベッドに直行”なんて人、まさかいませんよね??w
なんて♪自分のことなのですが…(耳が痛い)
プロの選手がとても大事にしているのが、このクーリングダウンなのだそうですが、上手に行ってあげることで、回復を早められるのだそうです。
10〜15分の簡単なクーリングダウンでも、効果は十分にあるので、溜まった疲労物質(乳酸)をそのままにせず、しっかり取り除いてあげてから帰りましょう。
クーリングダウンに効果的な方法は?
みなさんの頭の中には、そんな疑問が浮かんだのでは?
どんな方法が効果的なのか、一緒にみていきましょう。
- ランニング
運動後に身体が冷めてしまった場合は、ランニングで体温を上げてから以下の方法を行うとより効果的なのだそうです。
- 整理体操・ストレッチ
筋肉をゆっくりとのばして、元の位置に戻してあげるのに効果的ですが、身体が温かいうちに行うほうがより効果的といわれています。
- マッサージ
マッサージの度合いややり方によっても変わってきますが、プロのマッサージを受けると、10%回復すると言われているそうです。
- 入浴・シャワー
湯船につかると、体温をあげる効果もありますし、水圧がちょうどよいマッサージ効果になります。
- マインドコントロール
「疲れていない」「すぐに回復する」と身体に言い聞かせることが、身体の回復に役立つのだそうです。プラセボ効果はここにも発揮されるのですね。
いかがでしたか?
「しまった〜!!やってなかった!」という方でも、これは、明日からでも始められることですよね♪
肝心のサリィは、レッスン当日の夜…いつも通り”ソファーにゴロン”をして次の日に筋肉痛というお土産をもらってしまうダメな子なのですが、次のテニスの時にはみんなを巻き込んで、偉そうにクーリングダウンの指導なんかをしちゃおうかと企んでおります♪
みんなとやれば怖くない!(なにがだよ…)
次のレッスンが楽しみ〜♪
次回をお楽しみに!!!